粘土のような静止している物体でも、少しずつ動かしてコマ撮りすることで、生命が吹き込まれたように見える…。私個人としては、幼少期にNHK 教育の番組で見ていたクレイアニメを思い出して、なんとなくノスタルジックな気持ちになります。
そんなストップモーションムービーを5本紹介します。
Bottle from Kirsten Lepore on Vimeo.
砂浜と雪原に住む(?)2体のキャラクタが、メッセージボトルでのやりとりをするショートムービー。物々交換から始まって、少しずつキャラクタにパーツがついて、表情ができてきて…。最後はちょっぴり切ない幕切れ。
2. コーヒーに込められたドラマ
Coffee Time from wan-tzu on Vimeo.
"一杯のコーヒーから万物は流転する"とは森博嗣の小説のくだりだったでしょうか。コーヒーに込められたドラマを、ストップモーションで表現しているようです。3. 構造化微速度
Lucio Arese - LT24 from lucio arese on Vimeo.
時間の流れを早めて、長時間に渡る被写体の変化を見せる「微速度撮影」という技法を使った作品。2 分 24 で 24 時間を表現しています。写真ではなく、CG による擬似的な微速度撮影と、反復されるフレーズが印象的なエレクトロニカが、実験的な作品であることを強調しています。詳細はコチラから。
4. 勝つのはどっちだ!?
Jackson vs Bean from Patrick Boivin on Vimeo.
マイケル・ジャクソン vs. Mr. ビーン!それだけです(笑) ガンプラや人形で近所のアイツと熾烈な闘いを繰り広げた、童心に返るような作品ですね。とはいえ、キャラクタの特徴をおさえた動きと、まさかの展開が、大人の余裕を感じさせます。本当か?
5. ミニチュア・ニューヨーク
The Sandpit from Sam O'Hare on Vimeo.
本城直季さんの作品で有名になった、ミニチュア風写真によるムービー。ニューヨークの一日を、35,000枚もの写真を使って表現しています。作り物の印象が強められた映像と、浮遊感のある BGM の相乗効果に、ぐいぐい引き込まれます。
気に入った作品はあったでしょうか。また、ステキな作品を見つけたら紹介していきたいと思います。
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